2013-03-21 第183回国会 参議院 財政金融委員会 第2号
今ずっと説明聞いてましても、実は、黒田財務官時代のホームページに出ているあの文書も私そのとおりだと思うんですけれども、じゃ、そこまで言っているんだったら、何で自民党政権のときに、国債大丈夫だと片っ方で財務官が言いながら、もう片っ方で、いや、国債がこれ以上伸びてくると悪いんだ悪いんだという話を言っていたんですよね。実は、あのオオカミ少年の話をずっと自民党政権時代にやってきてしまったと。
今ずっと説明聞いてましても、実は、黒田財務官時代のホームページに出ているあの文書も私そのとおりだと思うんですけれども、じゃ、そこまで言っているんだったら、何で自民党政権のときに、国債大丈夫だと片っ方で財務官が言いながら、もう片っ方で、いや、国債がこれ以上伸びてくると悪いんだ悪いんだという話を言っていたんですよね。実は、あのオオカミ少年の話をずっと自民党政権時代にやってきてしまったと。
この日銀総裁にもし就任した際には、財務官時代と比して、御本人としては、何かを変えていかなきゃいけないですとか心掛けていかなきゃいけない、こうしたことがおありなのか、それとも全く変えないでいい、こういうふうにお考えなのか、お聞かせください。
そういう意味で、ここの図で見ていただきますと、実は、ちょうど完全失業率が一たん上がって下がっている二〇〇三年から四年ぐらいにかけて行われた、当時の小泉政権下における溝口財務官時代の介入、このときには総額三十五兆円にわたる介入、なおかつ、二〇〇三年から四年にかけて一年二カ月にわたって徹底した介入、当時対ドルで百二円、これ以上の円高は阻止する、こういうメッセージが投機筋等にも伝わった結果、この状況が改善
また、国際局長、財務官時代に、対米追随下で大量のドル買い介入政策を進め、外貨準備を積み上げた結果、巨額の評価損を出したことも指摘しなければなりません。 渡辺氏は、従来の政府、財務省の政策の枠を超える発言が見当たらず、この間日銀が実施してきた異常な金融政策などについて明確な批判的態度をとっているとは見えないことから、日銀副総裁の任命に対し不同意とさせていただきます。 以上です。
まず第一点は、財務官時代のことについてでございます。 渡辺参考人は二〇〇四年七月から約三年にわたり財務官をお務めになられました。その間、渡辺参考人は一度も為替介入を行わずに退官されたものと聞き及んでおります。人為的な相場形成は避け、市場重視のスタイルを通されたとも伺っているところでございます。
こうした努力の結果、IMFや大蔵省副財務官時代のネットワークを維持、拡大することができました。最近十年間は、現実の政策を前提とした理論や実証の研究を進めることができました。図らずも、今回、副総裁に就任することができました際には、この海外に築いたネットワークが大変に仕事をしやすくしてくれることになると思っております。
こうした努力の結果、IMFや大蔵省副財務官時代のネットワークを維持、拡大することができました。最近十年間は、現実の政策を前提とした理論、実証の研究を進めることができたと考えております。図らずも、今回、副総裁に指名されまして、もし就任することが許された場合には、この海外に築いたネットワークが大変仕事に貢献してくれるものと考えております。